視能訓練士は視力測定だけでなく、斜視や弱視などの機能訓練も行う眼科医療の専門家です。
視能訓練士試験は国家試験。
1971年にできた資格で、いまでも有資格者が少ないので、しごとにもつきやすく、眼科をはじめとして再就職にも有利だといわれます。
視力・視野・眼圧・色覚などの視能検査を行うのが主なしごと。
この検査を行う資格を持つのは医師と看護師と視能訓練士のみとなります。


もうひとつの仕事が弱視・斜視などのこどもに視力訓練を行うことです。
3歳児眼科検診や学校健診・職場健診・生活習慣病検診に参加したり、視力低下した人にリハビリ指導を行うなども。


訓練は子どもさん相手であることが多いので、こども好きの方には向いています。
他人に温かくかつ辛抱強い性格なら最適でしょう。
もちろん目は「脳の出店」といわれるデリケートな器官ですから、きめ細かな思考の持ち主であることは前提です。


視能訓練士の試験は毎年1回、2月下旬。
厚生労働省 資格・試験情報
https://www.mhlw.go.jp/